アメリカ心理学会会長をしたことがある
アルバート・バンデューラ博士
という方がいます。
その方はコーチング理論を構築していく際に、
とても重要な役割を果たした方なのですが、
彼が非常に重要なことを言っていますのでご紹介します。
それは、
『私たちは成功体験を軽く扱い過ぎている』
という言葉です。
人間は進化の過程で生き残らないといけなかったので、
失敗やミスをよく記憶するようにできています。
そうしないと同じ失敗をしていては
命が危険にさらされることがあるからです。
これは現代を生きる私たちの脳も同じことで
失敗やミスをした時の記憶、
その時に自分自身、周囲の人に言われた言葉
の集積で今の自分が出来上がっています。
ですが実際には、
成功体験も同時にしているはずなんです。
自分にとって、
あるいは周囲の人と比較をしてしまって、
凄くないと感じてしまっているだけです。
どんなに小さかろうが関係ありません。
本を読もうと思って手に取ったことで成功としたっていいです。
他人軸は不要です。
『本当は凄い自分』
にちゃんと気づくこと。
あれがないとダメ
これができてないとダメ
と不安を煽ってくる世の中で
『本当は凄い自分』
に気がついてあげること
が何より大切だと思います。
そのためにも
『自分なりの成功体験を軽く扱い過ぎないこと』
です。
自分が気づいていないだけで
ちゃんとありますから。
ぜひ探してみてください。
あなたの価値はそんなもんじゃないですよ!