小説で読むと面白かったのに、
映像化されたものはつまらなかった。

そういう経験をされた方は
少なくないのではないでしょうか。

実は、我々の認識は全て記憶から成り立っています。

我々は個人的体験を含む、
知識のあるものしか認識できません。
つまり知らないものを認識することはできません。

小説を読んでいる時に感じる臨場感は、
そのストーリーが本人の個人的体験と
全然違うプロットだったとしても、
個々の要因の場面場面の認識は
必ず本人の記憶を利用されています。

よく小説が映画化されるとつまらないと言われるのは、
小説を読んでいる段階では、読んでいる本人の本物の記憶を
利用して認識しているからであり、映画化されると本人の記憶体験を
ベースとしていないため臨場感が下がるからです。

動画・画像があり視覚野を利用する情報

脳の後ろ3分の1を占めている視覚野の情報処理を使わない小説
の方が臨場感が上がるというのは変に感じるかもしれませんが、
我々の認識は記憶を利用していることが分かれば、
その小説の世界は本物の認識を利用しているわけで、
バーチャルに動画として作られた臨場感世界よりも
記憶の世界の方が高いわけです。

動画の時代と言われていますが、
結局のところ『文字』が大切になってきます。

ルー・タイスの40年の実績と
苫米地英人博士の1980年代からの研究世界が
ふんだんに盛り込まれたコーチングが効くと言われるのは、
本人の中に記憶を創っているからです。

だからこそ、一人になった時にどのような場面においても
そのときの記憶にアクセスできるのです。

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